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「ウクライナ侵攻」ってなんなん? その1

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2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻しました。
ロシア軍はウクライナの主要都市に迫り、軍施設を空爆。
アメリカやヨーロッパ各国はロシアを激しく非難し、制裁を強化しました。

ロシアのプーチン大統領はテレビ演説で「アメリカやNATO(北大西洋条約機構)の脅威が迫っている」「ロシアと国民を守るにはほかに方法がなかった」と主張。
さらに「ロシアは世界で最も強力な核保有国だ」と話しました。

ロシアがウクライナに侵攻するのは、クリミア半島を占領した2014年以来。
ウクライナのゼレンスキー大統領はウクライナ全土の戦時体制の導入し、徹底抗戦することを宣言しました。

各国の反応は

バイデン大統領

アメリカは

アメリカのバイデン大統領はロシアを強く非難する声明を発表。

アメリカは長年の対テロ戦争から国内での厭戦気分が強く、参戦することで第三次世界大戦や核戦争につながる恐れがあるとして、は2011年12月に早々と米軍派遣の可能性を否定していました。
今後も参戦する可能性は低そうです。

EUは

EUおよびヨーロッパ各国もロシアを非難する声明を発表。
緊急の首脳会議を開き、ロシアへの追加制裁を決めました。

アメリカとEUはこれまでより強い制裁をロシアに科すことで合意。
しかし、軍事支援を行うものの、全面対決をさけるため参戦する可能性は低いようです。

日本は

岸田政権は国家安全保障会議(NSC)を開催。
岸田総理はロシアを強く非難し、林外相はロシア大使に抗議しました。

これまでの経緯

プーチンの思惑

ロシアのプーチン大統領は、以前より、NATO(北大西洋条約機構)の拡大に強い不満を持っていました。

NATOは、ソ連および共産主義勢力に対抗する目的で、アメリカやカナダ、西ヨーロッパ諸国が結成した集団安全保障機構です。
冷戦の終了後、ソ連の陣営だった東ヨーロッパの国々を受け入れて、加盟国が30ヵ国に増大していました。

また、プーチン大統領は、2015年に成立したウクライナ東部紛争の停戦合意が進まないことにもいらだちをつのらせていました。
2022年2月21日には、親ロシア派の支配地域の独立を承認。
これを重く見たアメリカやヨーロッパ各国は警告を発しますが、ロシア側はこれを無視。
24日、ついにウクライナへの軍事侵攻にふみきったのです。

ついに始まったロシアのウクライナ侵攻。
各国はロシアに対して強い非難を表明したものの、打てる手は限られており、先行き不透明の状態がしばらく続きそうです。