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京都

【『探偵 由利麟太郎』聖地巡礼】 「向日神社」

京都

京都を舞台に名探偵が難事件に挑む『探偵 由利麟太郎』

主人公の名探偵、由利麟太郎には弓道の心得があり、静寂の中で弓を射ることで精神を集中し、難事件解決に役立てています。

この弓を射るシーンが撮影されたのが、向日市にある向日神社です。

向日神社

2つの神社が合体

向山という小高い山にある向日神社は、もともとは「向神社」と「火雷神社」という別の神社でした。

火雷神社に祀られている火雷神(ほのいかづちのかみ)は、世界遺産・上賀茂神社の祭神である別雷神(わけいかづちのかみ)の親神にあたります。

火雷神社は、承久の乱の際に宮司がは朝廷側について敗れたため、逃亡。
その結果、社殿が荒廃してしまいました。

そのため向神社に併祭されることになり、向日神社になりました。

承久の乱については、2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が承久の乱に勝利した北条義時が主人公なので、その際に詳しく描かれると思われます。

長岡京の中心部は実はこのへんなんです

この辺りは長岡とよばれる丘陵があり、平安京に遷都されるまで、ごく短い間でしたが都がありました。
これを長岡京といいます。

都の中心である「長岡宮」は向日神社の麓にありました。

つまり、長岡京の中心部は長岡京市ではなく、向日市にあったんです。

秀吉の朝鮮出兵のため向日町ができました

向日神社のある向日山は、別名「勝山」とも呼ばれます。

豊臣秀吉の朝鮮出兵のために西国街道が拡張され、向日神社の鳥居の前は町場となりました。
これが向日町です。

軍を進めてきた秀吉が鳥居の前で休憩した際、山の名前を「勝山」と聞いて縁起のいい名だと非常に喜んだという逸話が残ります。

坂本龍馬も出入りした? 

幕末に向日神社の宮司だった国学者、六人部是香(むとべよしか)は孝明天皇の家庭教師で、王制復古に向けて奔走した志士でした。

そのため、社家には坂本龍馬など幕末の志士も出入りしていたそうです。

桜の名所 

向日神社の鳥居をくぐると、長い石畳の参道に入ります。

参道は桜・ツツジ・カエデ等の並木が連なる緩やかな登り坂でとても情緒があります。

向日神社の北にはかつて、水上勉の小説『櫻守』のモデルになった笹部新太郎さんが作った「桜の園」がありました。

ところが「桜の園」は1960年代に、名神高速道路の土をとるために壊されてしまいます。

その後、復活させようとする地元の方々の努力により桜が植えられ、今では参道が見事な桜のトンネルになる名所として知られるようになりました。

1418年に建立された本殿は、国の重要文化財に指定。
明治神宮の本殿は、向日神社の本殿をモデルとし、1.5倍のスケールで設計されたそうです。

敷地内には、向日市天文館があります。
聖地巡礼で訪れた際には、こちらのほうもぜひ。

『探偵 由利麟太郎』見逃した方はこちらから視聴できます:

向日神社

〒617-0005 京都府向日市向日町北山65
075-921-0217

向日市天文館

〒617-0005 京都府向日市向日町南山82-1
075-935-3800
https://www.city.muko.kyoto.jp/kurashi/tenmonkan/

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