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【京都市中京区】全国で活躍する華道家のいけばな800点を展示する大規模花展「春のいけばな展」

イベント, 文化

京都市中京区の京都市華道家元池坊・家元道場・WEST18で開催されている「春のいけばな展」は、家元、次期家元を含め、全国で活躍する華道家によるいけばなを展示する大規模な花展。3月18日(月)まで開催されます。

「春のいけばな展」は、毎年3月に開催される恒例行事。いけばなの最高教育機関である池坊中央研修学院で学ぶ華道家の作品を中心に、約800点以上のいけばなが展示されます。
会場となる京都市華道家元池坊・家元道場・WEST18は、華道発祥の地である六角堂(頂法寺)に隣接。家元道場は通常非公開で、入館できるのは今回の「春のいけばな展」と秋に行われる「旧七夕会池坊全国華道展」のみと、大変貴重な機会です。

聖徳太子によって建立された六角堂。正式名称は「紫雲山 頂法寺」ですが、本堂が六角形であることから「六角堂」と呼ばれます。
六角堂の北側に聖徳太子が身を清めたと伝えられる池の跡があります。この池のほとりに小野妹子が花を供えた寺坊があったことから「池坊」と呼ばれるようになりました。このことから小野妹子は華道の祖とされます。いけばな発祥の地であり、池坊の家元が代々住職を兼ねています。

会場が六角堂に隣接するため、六角堂の境内から入館できます。

あともう少しすると桜がとても綺麗なんですが、残念。

烏丸通側からも入館できます。

作品はバラエティ豊かで様々な個性があり、いつまでも飽かずに眺めていられます。

花だけでなく、花器や周囲との調和を見るのも楽しい。

その繊細で緻密な美しさに触れると、なんだか心が落ち着くのでした。

「春のいけばな展」は3月18日(月)までの開催。15日・16日の前期と17日・18日の後期で展示替えがあります。

「春のいけばな展」

会期:2024年3月15日(金)〜18日(月)
   前期:3月15日(金)・16日(土)
   後期:3月17日(日)・18日(月)
   前期・後期で展示替えあり
会場:華道家元池坊・家元道場・WEST18
   京都市中京区堂之前町248
入場料:1,000円
Webサイト/https://www.ikenobo.jp