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歴史

【京都市中京区】明治天皇も見学した 京都復興の織工場跡「明治天皇行幸所織工場趾」

歴史

河原町通を御池通から北に上がると、東側のホテルオークラ京都と日本銀行京都支店との間に「明治天皇行幸所織工場跡」の石碑が建てられています。
明治時代、ここには東京遷都によって衰退した京都復興のために建てられた織工場がありました。

1877年(明治10年)、明治天皇の関西行幸が行われます。
この行幸は西南戦争が勃発したため長期化し,京都には1月28日~2月6日、2月16日~7月28日にかけて滞在しました。

その際、織工場では織機・綴れ織・機械の縫い方・西洋仕立などを見学しました。石碑はその跡を示すものです。

現在は織工場の面影はまったくなく、石碑があるのみ。今となってはこんな京都の中心部に工場があったというのが不思議な感じがします。

明治天皇行幸所織工場趾

京都市中京区一之船入町