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【京都市北区】上賀茂神社の門前菓子「やきもち」

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門前菓子は、神社やお寺のそばにあって名物として愛されてきたお菓子のこと。京都には今宮神社の「あぶり餅」や北野天満宮の「長五郎餅」など多くの門前菓子がありますが、今回は上賀茂神社の「やきもち」をご紹介します。

上賀茂神社の名物「やきもち」

賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)をまつる上賀茂神社は、京都でもっとも歴史がある神社のひとつ。ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」として登録されています。

やきもちは粒あん入りの餅を鉄板で焼いたもの。正式名称を「葵餅」といい、毎年5月に行われる葵祭でも食べられてきたといいます。これが素朴な味わいで実に美味しい。
上賀茂神社には「やきもち」を名物とするお店が2件あります。

「神馬堂」

「神馬堂」(じんばどう)は1872年(明治5年)創業の老舗。作り方は創業以来変わらず、あまりたくさん作らないので、お昼までに売り切れて閉店することもあります。
確実に食べるためには早い時間帯に行くことをおすすめします。

映画『男はつらいよ』の第29作「寅次郎あじさいの恋」に登場することでも知られます。

住所/京都市北区上賀茂御薗口町4
電話/075-781-1377
営業時間/7:00~16:00(売り切れ次第閉店)
定休日/火曜午後・水曜

「葵家やきもち総本舗」

「葵家やきもち総本舗」(あおいややきもちそうほんぽ)は1950年(昭和25年)創業。もちは滋賀県江州産の羽二重糯米、餡は北海道十勝産の大粒小豆をを使い、いつまでもやわらかく、コシがある食感が特徴です。また、よもぎを使ったやきもちがあります。

やきもち 135円(税込)

上賀茂神社は2020年(令和2年)から一の鳥居前の宮前広場の整備事業が行われ、2021年(令和3年)に完成しました。

手前の大鳥居は新たに設置されたもの。以前とはずいぶん景色が変わってしまいました。

葵家やきもち総本舗の以前のお店は宮前広場にありましたが、整備事業により移動して2022年(令和4年)10月より新しいお店になりました。

久しぶりに来た方は一の鳥居周辺の景色が一変しているので「葵家がなくなった!」と思う方もいるかもしれませんが、安心してください。前の場所から少し南にありますよ。

住所/京都市北区上賀茂本山339
電話/075-366-2463
営業時間/9:00~17:00
定休日/年中無休
Webサイト/https://www.aoiya.jp/