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歴史

【京都市伏見区】法然上人二十五霊場 伏見城の遺構が残る「源空寺」

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京都・伏見の源空寺(げんくうじ)は、宝海山(ほうかいざん)と号する浄土宗のお寺。法然の霊場二十五ヶ所のひとつに数えられています。

「法然上人二十五霊場(ほうねんしょうにんにじゅうごれいじょう)」は、浄土宗の開祖である法然ゆかりの寺院をめぐる霊場巡拝です。「二十五霊場」ですが、番外が2ヶ所あるので計27ヶ所あります。

源空寺の山門は二層からなる珍しいものですが、伏見城から移築された遺構といわれています。

伏見城には豊臣秀吉が伏見指月に築いた指月伏見城、木幡山に再築された木幡山伏見城、さらに木幡山伏見城が「伏見城の戦い」で焼失したあとに再建されたものに分かれます。
江戸時代初期に「一国一城令」で二条城が残され、木幡山伏見城は廃城となりました。

ちなみにいまも桃山丘陵にある天守閣は、1964年(昭和39年)に「伏見桃山城キャッスルランド」が建設されたときに作られた模擬天守です。

源空寺の階下には、豊臣秀吉に天下の大福を授けたといわれ、もとは伏見城の巽櫓にあった朝日大黒天像がまつられています。

源空寺

住所/京都市伏見区瀬戸物町745
電話/075-601-2937
Webサイト/http://genkuji.web.fc2.com/