【京都市東山区】六波羅の町中華の名店「六波羅飯店」
松原通を鴨川から東へ進むと、多くのお店が立ち並び、観光客や地元の人でいつも賑やか。その中にあって昔ながらの中華料理店のたたずまいが目をひくのが「六波羅飯店」です。
「飯店」とは中国語で「ホテル」を意味するそうですが、日本では「中華料理店」ですね。
「六波羅」にある「飯店」だから「六波羅飯店」。このいさぎよいネーミングとお店の雰囲気からもう美味しそう。場所はすぐ北に「みなとや幽霊子育飴本舗」、南に少し行くと「六波羅蜜寺」がある角にあります。
メニューを見ながらなにを食べるかしばし吟味。「六波羅丼」は名前からして名物かと思われます。
定食も魅力的。唐揚げが美味しいと評判ですが、
「チャンポン麺が美味しい」という噂も聞いていたので、今回は「チャンポン麺」をいただきます。
「チャンポン」というと長崎ちゃんぽんや、京滋では近江ちゃんぽんを思い浮かべることも多いのですが、六波羅飯店のチャンポン麺はそれらとは全く違うタイプ。麺の上には熱々のあんかけスープとたっぷりの具材がのっています。
スープが照り輝いて、う…美しい…!
ねっとりとしたあんかけスープが麺にからまって、重い…なかなか麺が持ち上がりませんが、だがそれがいい。そして美味しい。
食べ進めながら「スープを白ごはんにかけたら中華丼みたいで美味しいかも」と思いました。今度試してみよう。
調べてみると、先述の「六波羅丼」はあんかけの中華丼のようなメニューだそう。これは絶対美味しい。唐揚げも食べてみたいし「カレーチャンポン麺」も気になります。これから近くに行くたびに通いつめることになりそうですが、そのたびに悩みそうです。
六波羅飯店
住所/京都市東山区轆轤町90
電話/075-551-2901
営業時間/月、水〜日曜 11:00〜21:00
定休日/火曜