「Ikenobo 花の甲子園2023」岐阜県代表の「花はちす」が優勝
華道家元池坊は11月8日(水)から13日(月)にかけて、江戸時代前期から続く花展「旧七夕会池坊全国華道展」を開催。池坊会場では日本最大級の高校華道コンクール「Ikenobo 花の甲子園2023」が行われ、岐阜県代表の「花はちす」が優勝しました。
会場の華道家元池坊は華道発祥の地である「六角堂(頂法寺)」となりにあります。
今回の「旧七夕会池坊全国華道展」は池坊会場と大丸百貨店京都店の2会場で行われました。
美しい作品の数々(ため息)。
Ikenobo 花の甲子園
「Ikenobo 花の甲子園」は、全国130チームが高校華道日本一を競う、日本最大の高校華道コンクール。高校で池坊いけばなを学ぶ生徒3人がチームを組み、作品を披露します。
15回目を迎える今年の大会は、コロナ禍の影響で対面での実施は4年ぶりとなった地区大会が7月から9月にかけて行われ、エントリーされた全国130チームの中から代表14チーム(北海道/東北/関東北/関東南/北信越東/北信越西/静岡県/愛知県/岐阜県/近畿/中国/四国/九州北/九州南)が選抜されました。
11月12日(日)に「旧七夕会池坊全国華道展」池坊会場2階ホールに代表チームが集い、全国大会が行われました。
代表の各チームは全国大会の発表課題である「故郷」にもとづき、主催者が指定した15種類の花材を使用して作品を制作。その腕前を競いました。
その結果、岐阜県立岐阜商業高等学校(岐阜市)茶華道部のチーム「花はちす」が優勝。準優勝熊本県立熊本高等学校(熊本市)が2位、徳島県立徳島北高等学校(徳島市)が3位となりました。
優勝した岐阜県立岐阜商業高等学校の「花はちす」のメンバーは、2年生の西村雛那(にしむらひいな)さん、吉城陽葵(よしきひまり)さん、中村円(なかむらまどか)さんの3人。リーダーの西村さんは「優勝と聞いて涙が出るほどうれしかった。大会に出て良かった」と喜びを語りました。
優勝した「花はちす」の作品とメンバー。秋らしくていい作品ですね。おめでとうございます!
「旧七夕会池坊全国華道展」は例年11月に開催。「花はちす」のメンバーはみなさん2年生とのことなので、来年も期待してます!
華道家元池坊
電話/075-231-4922
Webサイト/https://www.ikenobo.jp/
「Ikenobo花の甲子園2023」Webサイト/https://www.ikenobo.jp/hana_no_koushien/