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歴史

【京都市左京区】実は意外と新しい 岡崎のシンボル「平安神宮」

歴史, 観光

平安神宮は、1895年(明治28年)に「平安遷都1100年」を記念して創建された、実は比較的新しい神社です。祭神は桓武天皇孝明天皇です。

社殿は平安京の大内裏(だいだいり)の正庁である朝堂院を8分の5の規模で再現したもの。大内裏とは天皇の住まいである内裏とその周辺を指し、朝堂院はその中で重要な儀式が行われた正殿です。
本当は実際の大内裏があった千本丸太町に作りたかったようですが、用地が確保できず、断念。結果、岡崎に建てられました。正面の門は朝堂院の応天門を再現したものです。

岡崎のシンボル的な参道の大鳥居は24.4mの高さがあり、国の登録有形文化財に登録されています。

1976年(昭和51年)に放火によって本殿・内拝殿など9棟が焼失しますが、3年後に再建。その後、国の重要文化財に指定されました。

2024年の大河ドラマ『光る君へ』は平安京が舞台。平安京の遺構はほとんど残っていませんが、平安神宮に来れば雰囲気を少しだけ味わうことができますよ。

平安神宮

住所/京都市左京区岡崎西天王町97
電話/075-761-0221
Webサイト/https://www.heianjingu.or.jp/index.html