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【京都市中京区・下京区】江戸時代から続く 日本最古の花展「旧七夕会池坊全国華道展」

イベント, 文化

「旧七夕会池坊全国華道展」は、華道家元池坊による江戸時代から続く日本最古の花展。今年も11月13日(水)から18日(月)の期間、華道発祥の地である六角堂となりの華道家元池坊と大丸京都店6階・大丸ミュージアムの2会場で開催されます。

日本最古の花展「旧七夕会池坊全国華道展」

「旧七夕会池坊全国華道展」は、江戸時代前期、後水尾天皇(ごみずのおてんのう)が七夕の花会に二代目の池坊専好(いけのぼうせんこう)を指導者に招いたことに始まります。
その後、後水尾天皇から特別な許しを得て、池坊で七夕立花会が催されるようになり、江戸時代の有名な年中行事となりました。池坊では現代にいたるまでその伝統を受け継ぎ、旧七夕会の華道展を開催しています。

華道発祥の地である六角堂

2024年(令和6年)の今年度は、「花いのちみらい」をテーマに、華道家元四十五世・池坊専永(いけのぼうせんえい)さん、次期家元である池坊専好さんの作品や、全国各地の華道家による約900点ものいけばな作品が展示されます。

なぜ「七夕」なのに秋に行われるか

旧暦の七夕(7月7日)は、現在の暦では8月上旬から下旬にあたります。明治時代に新暦が採用されると暑さを避けて9月に行われるようになり、さらに農作業の繁忙期を避けて11月に行われるようになりました。現在では毎年11月に開催されています。

今回の「旧七夕会池坊全国華道展」の開催は、大丸ミュージアムでは2024年11月13日(水)〜18日(月)まで、華道家元池坊では11月15日(金)〜18日(月)まで。華道家元池坊会場の初日となる11月15日(金)には、華道家元四十五世・池坊専永さん、次期家元・池坊専好さん、青年部代表・池坊専宗(いけのぼうせんしゅう)さんによる開会式が行われます。

令和6年度 旧七夕会池坊全国華道展

会場/華道家元池坊(京都市中京区堂之前町248)
   大丸京都店(京都市下京区立売西町79)
会期/池坊会場
   前期 11月15日(金)・16日(土)
   後期 11月17日(日)・18日(月)
   大丸会場
   一次展 11月13日(水)・14日(木)
   二次展 11月15日(金)・16日(土)
   三次展 11月17日(日)・18日(月)
入場料/1,000円(二会場共通)
Webサイト/https://www.ikebana-exhibition.com/