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【京都市左京区】京都の奥座敷・鞍馬の名物「牛若餅」

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牛若丸や天狗などの神秘的な伝説で知られる京都の奥座敷・鞍馬。鞍馬寺への参道では、名物の木の芽煮(きのめだき)を売る店が軒を連ねます。

木の芽煮とともに忘れてはならない鞍馬の名物が、鞍馬駅すぐ近くの「多聞堂」(たもんどう)の「牛若餅」です。

鞍馬駅
参道

牛若とは

「牛若餅」の「牛若」とは、当然牛若丸のこと。牛若丸は平安時代の武将・源義経の幼名です。
牛若丸の父、源義朝は平治の乱で平氏に敗れて討たれます。牛若丸も捕らえられますが、鞍馬寺に送られ、仏門に入れられました。
牛若丸は昼間は仏道修行に励み、夜は天狗に兵法を授けられたといいます。
やがて、大人になると名を「義経」と改め、源平の戦いに身を投じ、大活躍しました。

鞍馬寺の境内には、源義経/牛若丸にまつわるスポットが多く残ります。

鞍馬名物 多聞堂の牛若餅

多聞堂は、叡山電車の鞍馬駅を出てすぐのお土産茶屋です。
店頭で牛若餅や神虎餅といった和菓子や木の芽煮などを販売。店内で食べることもできます。

牛若餅 140円

牛若丸が鞍馬寺に預けられていたという史実にちなんだ「牛若餅」(うしわかもち)。やわらかい栃餅でこしあんを包み込んだお菓子で、表面に「牛若餅」の文字が焼き印されています。

神虎餅 140円

同じく名物の「神虎餅」(しんこもち)は、もっちりとした食感のシンプルなひねり餅。茶色の神虎餅はニッキ(シナモン)が練りこまれています。

鞍馬に来るとどうしても食べたくなる牛若餅と神虎餅。シンプルな包装がまたよいですなあ。他にも蓬だんごや蓬餅も美味しい。

鞍馬、鞍馬寺にお越しの際は、旅のお供にぜひどうぞ。散々歩いたあとで食べる牛若餅と神虎餅のやさしい甘さが体にしみるのでした。

多聞堂

住所/京都市左京区鞍馬本町235
電話/075-741-2045
営業時間/月・火・木・金・土・日曜 09:30〜17:00
定休日/水曜