【京都市右京区】若き日の陰陽師・安倍晴明を描く『陰陽師0』 キックオフイベントが仁和寺で開催

大河ドラマ、アニメに続き、今度は映画に陰陽師・安倍晴明が登場！夢枕獏さんのベストセラー小説を原作者の全面協力のもとで映画化したこの話題作『陰陽師0』のキックオフイベントが世界遺産・仁和寺にて行われました。

世はまさに安倍晴明ブーム！？

今年の大河ドラマ『光る君へ』では、ユースケ・サンタマリアさん演じる安倍晴明のクセの強いキャラクターが「あやしい」「胡散臭い」などと話題になっています。

2023年11月からは夢枕獏さんの小説を初めてアニメ化した『陰陽師』がNetflixで配信されており、世は安倍晴明ブームといえるのではないでしょうか。 そしてこの春、スクリーンでも安倍晴明が大活躍する映画『陰陽師0』が公開されます。

若き日の安倍晴明を描く『陰陽師0』

今回の作品は、夢枕獏さんのベストセラー小説『陰陽師』を、原作者である夢枕獏さんの全面協力のもとで映画化。同じく夢枕獏さんの小説を原作にしたヒット作『陰陽師』『陰陽師II』を思い出しますが、本作では安倍晴明が陰陽師になる前の学生時代を描いた完全オリジナルストーリーとなります。

安倍晴明といえば、これまで野村萬斎さんをはじめ、稲垣吾郎さん、窪塚洋介さん、佐々木蔵之介さんなど多くの俳優が演じてきましたが、今回の作品では山崎賢人さんが若き日の晴明を演じます。

この日行われたイベントでは、主演の山崎さん、晴明とバディを組む源博雅役の染谷将太さん、物語の発端となる事件に巻き込まれる徽子女王役の奈緒さん、監督・脚本を担当した佐藤嗣麻子監督が登場。仁和寺の仁王門をバックにした特設ステージにあがり、作品に対する思いを語りました。

『陰陽師0』キックオフイベント in 京都

世界遺産・仁和寺。仁王門は「京都三大門」の一つに数えられます。
この前を通るたびに、古典の授業で「徒然草」の「仁和寺にある法師」を暗唱させられたことを思い出す…

仁王門を背景に設置された特設ステージ。五芒星も記されています。

4人が登場。並んで歩く姿はまるで「Gメン’75」みたい。

左から奈緒さん、山崎賢人さん、染谷将太さん、佐藤嗣麻子監督。

佐藤監督は、ロケ地に仁和寺を選んだ理由として「天皇家に代々縁のあるお寺で、晴明が教えを請うた人物が実際にいたとされている場所だったので採用しました」とコメント。

作品に登場する仁和寺撮影シーンはこちら。

主演の山崎さんは「客観的に観てとてもかっこ良かったと思いました。若き安倍晴明と博雅との関係性を、佐藤監督、染谷くんと3人で作っていくのが非常に楽しかった」とコメント。原作者の夢枕獏さんも涙したという晴明と博雅のバディぶりにも注目です。

また、今作は壮大なスケールで描かれる映像やアクションも見どころのひとつ。自分も予告で観て圧倒されました。うーん、早くスクリーンで観たい。

最後は山崎さんが「日本の呪術はここから始まります。ぜひスクリーンで楽しんでください」と締めくくり、イベントは終了したのでした。

『陰陽師0』の公開は2024年4月19日（金）から。京都ではMOVIX京都、T・ジョイ京都、イオンシネマ京都桂川、TOHOシネマズ二条、イオンシネマ久御山、イオンシネマ高の原で公開されます。

『陰陽師0』

Webサイト／https://wwws.warnerbros.co.jp/onmyoji0/

仁和寺

住所／京都市右京区御室大内33
電話／075-461-1155
Webサイト／https://ninnaji.jp/