【京都市左京区】知る人ぞ知るカレーの名店「コーヒーハウス ナカザワ」
「コーヒーハウス ナカザワ」は京都・北山の住宅街にある小さな喫茶店。一見、昔ながらの普通の喫茶店のように見えますが、実は多くの人がカレーを目当てに訪れる、知る人ぞ知るカレーの名店なんです。
「コーヒーハウス ナカザワ」へは、京都市営地下鉄北山駅の1番出口から徒歩約3分。近くには「京都府立植物園」や「銅板名画の庭」があります。
自家製カレーは京都の美味しいカレーの特集で頻繁に取り上げられるほどです。
名物・自家特製カレー
こちらがナカザワ名物の自家特製カレー。玉葱や牛肉にさまざまな隠し味を加え、とろとろに煮込んだカレーは甘さと辛さが絡み合い、コクがありながらもまろやかな味わいです。
カレーは並サイズでもご飯500gと迫力のボリュームですが、美味しいのでペロリと食べられてしまいます。大サイズだとご飯が750gもありますが、このあたりは学生が多いので、食べ盛りの学生向けなのかもしれません。
冷静に考えると相当な量ですが、美味しいものは別腹なので、これなら余裕で食べられそう。並でも厳しい、という方は270gの小サイズをどうぞ。
お口直しのチョコレートも嬉しい。
超特盛!大盛りカレー
自家特製カレーの大サイズはご飯の量が750gもあります。量でいわれてもピンとこないかもしれませんが、某有名チェーン店と比較してみましょう。
某有名チェーン店の基本サイズは300g。400gまでは50g単位、400gからは100g単位で増減できます。
ナカザワの通常サイズは500gなので3段階上、大サイズの750gは5段階以上も上です。実に2.5倍の量になり、その超特盛ぶりがうかがいしれます。
画像では不思議なほど大きさが伝わらないのですが、実際に見るとかなりの大きさで迫力があります。
大きさが比較できるようにタバコなりライターなりを持っていればよかったんですが、あいにくタバコは吸いませんのでな。
こんなに食べきれるだろうかと、不安になる量ですが…
結論。
ぺろりと平らげてしまいました。
やはり相当な量でも美味しいものなら食べられる。大食に自信がある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。
オムライスの原型?「オムレツライス」
ナカザワのもう一つの名物が「オムレツライス」。「オムライス」ではなく「オムレツライス」。一見、普通のオムライスに見えなくもないですが、そこはやはり違いがあるのです。
通常、オムライスはケチャップ味のチキンライスを卵で包んだものですが、オムレツライスは卵かけご飯にミンチなどの具材を混ぜて、そのまま焼いたオムレツとオムライスが合わさったような料理。一説では「オムライスの原型」といわれているそうです。
食べてみると、ケチャップライスではないので、オムライスよりもあっさりとした印象。卵とご飯、そしてミンチが混ざり合ってよりまろやかな感じです。
この味と食感が病みつきになるファンが多いというのも頷けます。
ハイブリッドな「オムカレー」
コーヒーハウス ナカザワに来ると、カレーを食べるべきかオムレツライスを食べるべきか、それが問題だとハムレットばりに悩むわけですが、そんな悩みを解消してくれるメニューがちゃんと用意されています。
それがこちらのオムカレー。オムレツライスにカレーをかけたメニューで、この一皿で自家製カレーとオムレツライスのどちらも楽しめて、なんだか満足感がすごい。
カレー、オムレツライス、オムカレーはそれぞれテイクアウト可能。カレールーだけのテイクアウトもできます。カレーだけでなく、オムレツライス、オムカレーも大サイズにすると相当な量なので、デカ盛りメニューを求める方にもおすすめです。
コーヒーハウス ナカザワ
住所/京都市左京区下鴨南芝町20-2
電話/075-724-9192
営業時間/11:30~19:00
定休日/木曜